お子様に上手にお薬を飲ませるコツ
はじめに
お子様が病気の時、処方されたお薬を飲ませるのに苦労したことはありませんか?
お薬を嫌がったり、飲み忘れたりすることで、せっかくの治療効果が十分に得られないこともあるでしょう。
そんな時は、私たち薬剤師にご相談ください。
ここでは、お子様にお薬を上手に飲ませるためのコツや工夫をご紹介します。
お薬を嫌がるお子様へのアプローチ
お子様がお薬を飲みたがらないのは当然のことです。
大切なのは、お子様の気持ちに寄り添い、無理強いしないことです。
お薬を飲むことを楽しいゲームやチャレンジに変えてみるのはどうでしょうか。
例えば、「お薬を飲めるなんてかっこいい!」「お薬を飲んだら、大好きなおもちゃで一緒に遊ぼう」など、お子様の興味を引く声かけを試してみてください。
また、頑張ってお薬を飲めたら、ご褒美をあげるのも効果的です。
シールやごほうびシートを使って、お薬を飲むたびにシールを貼れるようにすると、お子様のやる気がアップするかもしれません。
お薬の味や飲みやすさを改善する方法
お薬の味が苦手なお子様もいるでしょう。
そんな時は、お薬と一緒に飲む飲み物を工夫してみましょう。ジュースやゼリーなどと一緒に飲むことで、苦みを和らげることが出来る場合があります。ただし、お薬の種類によっては、一緒に飲んではいけないものもあるので、事前に薬剤師に相談してください。
錠剤やカプセルが飲みにくい場合は、粉薬に変更したり、錠剤を砕いたり、カプセルを開けたりすることで、飲みやすくなることがあります。お薬の種類によっては、砕いたり開けたりしてはいけない場合もあるので、必ず薬剤師に確認してくださいね。
困ったことがあれば、ぜひ相談してみてください。
飲み忘れを防ぐためのアドバイス
お薬は、決められた時間に飲むことが大切です。
食事の後や、歯磨きの後など、日常の行動と結びつけることで、飲み忘れを防げます。
毎日飲まないといけない薬がある場合には、お薬カレンダーやアプリを活用するのも効果的です。お薬カレンダーに飲んだお薬にチェックを入れたり、アプリで飲み忘れアラームを設定したりすると便利ですよ。
飲み忘れてしまった場合は、病院や薬局に相談しましょう。飲み忘れた分を一度に飲んではいけません。
お薬の飲ませ方に関するQ&A
Q: お薬を飲み込めない子供にはどうしたらいいですか?
A: ゼリーやアイスクリームに混ぜて飲ませるのも一つの方法です。ただし、お薬の種類によって味が良くない方に変わってしまう場合があります。事前に必ず薬剤師に相談してくださいね。
Q: お薬を吐いてしまった場合はどうしたらいいですか?
A: お薬を吐いてしまった場合は、すぐに薬局に相談してください。吐いたお薬を再度飲ませてたりはしないようにお願いします。
まとめ
お子様にお薬を上手に飲ませるためのポイントをおさらいしましょう。
- お子様の気持ちを汲み取り、無理強いしない
- お薬を飲むことを楽しいゲームやチャレンジに変える
- ご褒美や励ましの言葉かけを上手に使う
- お薬の味や剤形の調整は薬局に相談する
- お薬を飲む時間を決めて習慣化する
- お薬カレンダーやアプリを活用する
- 飲み忘れた場合は薬剤師に相談する
薬剤師は、お子様やご家族に寄り添い、お薬の飲ませ方をサポートします。お気軽にご相談ください。
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